自分が成長する

ワクワクを集めた『ときめきノート』

生きるテーマの次に作ったページは好きな言葉を書いたページでした。

最初に書いた言葉は

自分が成長した分だけ人生は楽しい

私の中で仕事に対する向き合い方ってあります。皆さんにもありませんか?その頃の私は仕事は自分にとってきちんと取り組むべきものと思っていましたし、部活をやってきた私には先輩を立てる、先輩より先に動くことなどが当たり前という感覚がありました。

しかし、ある子は「親が働くように言ったから就職しただけで、ただ来ているだけ」と言っていました。私と一緒の仕事をすることになった子は敬語は使えないので注意すると「だっておじさんたちが敬語じゃなくてもいいと言ったし」と言ったり、仕事を指示すると「え~、めんどくさい。だって私めんどく星からきたもん」と・・・。宇宙人みたいな後輩にどう関わるべきか考えました。

プライベートで関りのあったお姉さんから言われたのは「人を感情的に叱っても変わらないよ」という言葉でした。それは今でも実感しています。そして、そんな中、出会った言葉の一つが「人は行動に感動し、感動が人を変える。自分が成長した分だけ人生は楽しい」というものでした。

自分の価値観が全てではないことを感じた私は、「これが常識、これが当たり前」と言っても仕方がないことだと思いました。仕事のことで注意をしても後輩にはそのこと自体に価値がないのだからできないのです。1週間ほど挨拶だけで仕事について話をしませんでした。その後、後輩と話すことがあり「私が言うことを聞かないのに言う意味はないよね」と伝えました。そのことが後輩の心にどう響いたのかわかりませんが、それからは私の言うことについて耳を傾けてくれるようになりました。その後輩のプライベートの悩みを聞く機会もあり、公私ともに話をするよい関係を築けるようになり、最終的に後輩に言われたのは「厳しいことを言ってくれるのも先輩だからと感謝した」と。私に注意された時には受け止められなかったことも、後でそのように受け止めてくれるようになったのだと思うと嬉しかったです。

苦手な後輩とも、どうせ関わらなくてはいけないなら理解できるところを作ろうと交換日記を提案して、しばらくの間交換日記をしていました。共感できることが増えて受け止められることも出来たりしました。今の自分にできることは何かを考えてきたことが実りに繋がっていきました。

結局、自分の人生しか自分は生きられないのです。自分の課題も自分で気づけなかったら変えることはできないのだと私自身のことも思います。自分が成長した分だけ人生が楽しくなるなら、自分が成長して得られるものがあるのが嬉しいと思います。この時に感じてきたことが今の私の原点だったりと改めて思う言葉です。

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