カウンセリングを学ぶきっかけ

ときめきノート

高校卒業する時にもう勉強したくないからと就職したのに、就職してから勉強することも、勉強したいことも出てきました。

ある時、友達に通信の大学に誘われて、軽いノリで「そうだね」と申し込みました。勉強するなら教育学部と思ってはいたけど、教員免許コースかどうするかを考えた時に、心理学を沢山学べるコースがいいなぁと思いました。それまで、心理学を自分から学んだ記憶はないのですが、社会人になり、【人とどう関わるか】や【宇宙人みたいな後輩をどう育てるか】と人に対することが関心事になって来ていたのだと思います。大学の勉強は結構大変でしたが、やはり心理学の勉強だけは楽しかったです。

数年が過ぎ、ホームセキュリティーの営業をする機会がありました。営業職は初めてで色々と大変なところもありましたがやりがいがありました。ホームセキュリティーというと泥棒などの実害にあった方や、そうした危険に対して不安を抱いている方がお客様になります。実際に実害にあった方ともお会いしました。ただ、そうしたことの心配をされている方だからと喪失感や不安感の強い方にはほとんど会っていません。訪問し、状況や気持ちを聞いていくなかで笑顔になられるからでもあるかも知れません。その営業経験の中で、『相手の想いを知ろうとし、相手の気持ちを受け止め、相手を笑顔にする』という思いでいました。なので、話をきいていくなかで「こういうことですか?」「こうではありませんか?」と話した時に「そうなの!!」と笑顔を見せられる時間は楽しくもありました。

このことをきっかけに「誰かと何かを一緒に考え、一緒に笑顔になれる仕事をしたい」と思うようになり、民間ではありましたがカウンセラーの勉強を始めました。今はその機関もなくなり、民間の資格では実際にやっていくのは難しいし、仕事しながらのため通信で勉強していましたが、通信で身に付けられる知識も技術も高いものではなかったなぁと思っています。これからカウンセリングを勉強したいと思っている方はどこで、どう学ぶかを具体的に考えて取り組まれると良いかと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました